四十の手習

煙管の火皿が歪んで来たので、ネットで修理方法を調べたら、パチンコ玉を当てて、ゴム製のトンカチで叩く方法が紹介されていた。銀製品なので、どうしても歪むのだ。

それで、パチンコ玉目当てに、パチンコをする事にしたのだが、意外に初めてである。台のどこにお金を入れるのかも分からなくて、そんなにお坊ちゃんだったろうかと笑ってしまった。

いざ打ち始めても、左打ちに戻してくださいと機械に注意される始末である。何度か繰り返したら、見かねた店員さんが近づいて来て、パチンコは初めてですか?と言うので、なんとも情けない。レバーを回し過ぎなので、三分の一くらいで良いと親切に教えてくれた。

1円パチンコに1,000円を投入して、30分くらいでオケラになった。2玉残したので、1玉500円と高くついたが、火皿は綺麗になった。

街中を歩いていると、パチンコ店の閉店ラッシュを目にするが、いよいよ昭和の終わりを感じるとポエッておこうか。パチンコについては、何が楽しいのか分からなかった。

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