腹心環流

人類も冬眠していたのかもよ、という記事

初期人類の化石資料を調べると、骨の成長が周期的に数ヶ月間、止まった形跡を見つける事があるそうである。そこから、初期人類は冬眠していたのかもしれないと推察されている。人類も哺乳類なのだ。

その名残なのか、人の体には秋から冬にかけて栄養を溜め込んで、春にはそれを捨てるという体の働きがある。春はデトックスの季節なのだ。

そして、栄養過多だと、中毒状態になる。デトックスが間に合わない訳である。身体的には、肝臓から心臓への静脈の滞りが出る。肝臓に独特のボテッとした感触が出るので、それを見つける。先週からチラホラそんな状態の方を見かける。

症状としては、関節が痛んだり、足が腫れたりと痛風様の症状を示すし、動悸、火照りや倦怠感も出やすい。酷いと、胸が痛む。また、花粉症が強く出る人にもこれがある。

施術としては、心臓と肝臓に手を当てて、血流の鬱滞の改善を目指す。これを腹心環流と呼んでいる。肝臓の負担を減らす為に、減食も必須だが、いっそ断食したら良い。水は沢山飲んでくださいと、いつものご案内になる。

今年は天候の寒暖差が激しくて、体がデトックスモードになるのが遅れたのか、特に腹心環流の滞りが目立つ。

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