ポエム

ボンヤリした話だが、自分一人で決めている事は、案外に少ないなんて事を近頃は考える。

何かを決める際は、相手のある事がほとんどなので、自分は票の半分を持っているだけである。この日に会いましょう、いえ、無理ですみたいな。それなのに、自分が票の全てを持っている様な勘違いをするから、無駄な事をするし、間違える。それは独りよがりという点で、型稽古の欠点になりやすい。

人は案外にオートマティックな反応をしやすいので、こう来たら、こう応えるみたいなパターンが人それぞれにある。起承転結の起の内容で、承の展開はもう決まっている。相性もそこで生まれる。

そのパターンを自覚出来たら、もう少し結果をコントロール出来そうな気もするのだが、それはなかなかに難しい。ついつい同じ事を繰り返してしまう。人のせいにしてるけど、自分で決めているんだぞ、というか。型稽古の形にならない本質で、それを掴むのが自分の課題である。

これはパターンというか、色んな局面で発揮してしまう癖が足を引っ張っているので、それと向き合うと物事が上手く行きますよという自己啓発の話題なのかもしれないし、春に綴るポエムの様でもある。

タイトルとURLをコピーしました