少年老い易く学成り難し

日本橋の三越で、独立時計師展が開催されていたので、見て来た。

あまり心惹かれる物はなかったのだが、wempeの時計は良かった。マイナーブランドだが、現実的な価格設定で、キチっとした作りが好ましい。ノモスやジンも良いと感じるので、ドイツ時計は性に合うらしい。

10代で時計にハマっていたら、時計師になろうとしたかもしれない。平均寿命が長くなったので、今からでも良いのだが、40歳を過ぎていたら、同年代は既にキャリアが20年である。勝負にならないのも、また確かである。少年老い易く学成り難し。

とはいえ、専門性の高い部分では無理でも、仕事の基礎的な領域については、どの仕事でも応用可能なはずだし、それが出来ない様ではどんな仕事に就いても、どのみち通用するまいとも考える。

人生は長いはずだが、割と前半で決まるので、その長さを持て余しかねない。なるべく幅を広げる事を意識したい。

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