O脚X脚

映画に出演する女の子から脚を細くしてほしいとのご相談があった。径はもう十分に細いので、O脚を良くしましょうとの提案。

O脚もX脚も骨盤を調整すると改善しやすい。O脚は骨盤が閉まり過ぎていたり、恥骨が飛び出しているとなりやすい。

お箸が2本並んでいるのをイメージする。根元をゴムで縛ると先端は外へ開く。人体の場合、膝があるので膝下から先は内側へ向く訳だ。脚の間には空間が出来る。

この方の場合、恥骨が飛び出ていたのでそれを調整したら、脚のラインが綺麗に見える様になった。撮影後に再訪されたが、結果は良かったとの事だった。

X脚は逆に骨盤が開いているとなりやすい。骨盤周辺の筋肉が弛緩しているので、力が出る様に調整する。すると、お尻が小さくなって、位置が上がった様な感覚が出る。骨盤が実際に動く可動範囲は小さいのだが、施術者はこれを骨盤を開くだとか閉めると称している。見た目と体感的には影響が大きい。

中年以降になって、お尻が垂れて形が四角形状になる人もいるけれど、骨盤を閉めるのはその対処にも良い。施術上のコツとしては、骨盤調整と同時に内臓調整を行う。骨盤内には臓器があるけれど、お尻が垂れている場合、内臓下垂を伴いやすいのだ。臓器の位置を上げておくと骨格に対してボンドみたいに働く。

タイトルとURLをコピーしました