なんでも鑑定団

久しぶりに日蓮宗のお経を聞いたけれど、平家物語の朗読の様に感じた。考えてみたら、ほぼ同時代なのか。

修行を積んだお坊さんなんだろうな。法力というか、そういうものを感じた。

さて、形見分けに家探しをして来た。祖母の生家は17代だか続いたそれなりの旧家なので、期待が高まる。

押し入れからは沢山の九谷焼が見つかったのだが、正直、そそられない。あまり趣味ではないのだ。派手なので、大概の料理は浮くのではあるまいか。

焼き物の包み紙が昭和29年の新聞なので、むしろ、そちらに興味がいった。

探し疲れたあたりで、物が出て来ましたよ。煙草盆だ。曽祖父のものだろうか。これは回収。ついでに、村田煙管でもないだろうかと探したのだが、そんな都合の良い話はなかった。

もう一つ出て来たのが、掛け軸。長男夫婦と同居していた曾祖母だが、お嫁さんと上手くいかなかったそうだ。そのまま家を出て祖母と同居する事になったのだが、その際、腹いせに掛け軸を取って来たと、由来を聞いた。

30年ほど前に家系図を見せてもらった記憶があるのだが、見つからなかった。資料として興味があるので、出て来たら渡す様に言い残して来た。昔は日本刀もあったそうだが、惜しくもどこぞの神社に奉納したらしい。

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